
がん外来治療
がん治療の料金について
主な治療法について
がん の遺伝子治療(自由診療)

がんの無限増殖を停止して遺伝子の正常な機能を回復する遺伝子治療。がん細胞は、がん抑制遺伝子と呼ばれる遺伝子の機能が失われており、その不完全は遺伝子の情報に従って、コントロール下にない無秩序な増殖が行われています。
がん遺伝子治療は、それらの無秩序な増殖をコントロールするため、がん抑制遺伝子を適切にがん細胞へ導入する治療です。
【金額】
1回/255,000円
がんの種類によって投与する遺伝子薬剤の数に差が生じます。投与薬剤の増量が効果的と考えられる際はご提案いたします。
その場合に限り、料金は個別のご相談となります。
【リスク及び副作用】
点滴後、稀に発熱等が発生するケースが報告されていますが、重篤なものではなく速やかに軽快します。
高濃度ビタミンC点滴療法(自由診療)

超高濃度のビタミンC抗がん作用を持つことを利用した療法。
ビタミンCは高濃度になると栄養素ではなく抗がん剤として働きます。免疫力を高め大きな抗酸化作用で副作用や体調の改善をするという、これまでにない理想の化学療法です。
安全性が極めて高く、ビタミン自体は副作用も危険なものはほとんどといってないので、身体にやさしい治療法です。
【金額】
25g/15,200円 75g/25,500円
G6PD検査代/1回11,000円
その他治療開始前に一般的な血液検査、腫瘍マーカーなどをお調べします。
【頻度及び回数】
目的に応じて1か月程度(1~4回・所要時間40~90分)
【リスク及び副作用】
有効な抗がん剤や放射線治療がある場合は併用を推奨します。心不全、大量の腹水、強い浮腫のある方は、点滴で水分を血管内に入れることで病状の悪化を来す恐れがあります。透析中の腎不全の方はこの治療を受けることが出来ません。
高活性化NK細胞療法(自由診療)

自己のリンパ球を体外で活性培養し、体内に戻すという療法です。 培養する細胞は、 NK細胞やT細胞など種類がありますが、もっとも原始的な免疫細胞であるNK細胞の効果が注目されています。
免疫細胞療法によって免疫細胞を増やし、体内の免疫力を強化することにより、がん細胞に確実な攻撃を仕掛けていく、これが免疫細胞療法なのです。「免疫細胞療法」には、活性化リンパ球療法や樹状細胞療法、ワクチン療法など多くの治療法があります が、NK細胞療法が有効との症例がすでに報告されています。
【金額】
1回330,000円
【治療の流れ】
患者様の血液を50ccほど、採血します。
免疫細胞の培養を始めます。(2週間を要します)
免疫細胞を生理食塩水とともに点滴で戻します。
【頻度及び回数】
1クール6回(4ヶ月~6ヶ月)を目安に、2~3週間に1回のペースで治療を行います。
【リスク及び副作用】
自己の免疫細胞を培養・活性化して再び身体に戻す療法ですので、副作用はほとんどありませんが、点滴後にまれに一時的な熱感がみられる場合がありますが、時間とともに解熱致します。
アルファ・リポ酸点滴療法(自由診療)

アルファリポ酸はビタミンB群の1つとして細胞の重要なエネルギー代謝に関わっています。
アルファリポ酸には強力な抗酸化作用があり、体内で使われたビタミンCやビタミンEをリサイクルします。
さらに肝臓の代謝を改善し、食中毒や重金属中毒では解毒作用を発揮します。アルファリポ酸はサプリメントでも摂取できますが、がんや肝炎に対しては点滴と経口で投与します。
【金額】
1回12,200円
【頻度及び回数】
3~4ヶ月程度・週に1回~10日に1回の頻度で、10回程度続けることをお奨めします。
【リスク及び副作用】
ほとんど副作用はありません。最近、アルファリポ酸のサプリメントを摂取して低血糖を起こしたインスリン自己免疫症候群の例が報告されました。アルファリポ酸点滴によるインスリン自己免疫症候群の発症は報告されていませんが、十分にケアをしながら点滴をします。